6月に入りました!
2025年もあっというまに半分まで来ましたね!
すこし肌寒い天気が続いていますが、体調にお気をつけてお過ごしください。
6月の水戸は保和苑や水戸八幡宮に色とりどりのあじさいが咲き誇る
あざやかで心和む季節です♪
機会がございましたら、ぜひお出かけください。
今月のワインセットは、じめじめを吹き飛ばすフレッシュで明るい白ワインと
果実味豊かで気持ちも明るくなる赤ワインがぎゅぎゅっと詰まっています。
ぜひぜひお楽しみ下さい!
① キュヴェ ビアンコ 448 s.l.m ドロミティ 2023(白ワイン)
生産地:イタリア / トレンティーノ・アルト・アディジェ
生産者:ギルラン
ぶどう品種:ピノ・ビアンコ、シャルドネ、ソーヴィニヨン、モスカート
味わい:辛口
コメント:「4つの白品種をブレンドして造る飲み心地に優れた爽やかな白!東京試飲会にて社員満場一致の採用決定!」
ギルランは イタリアの最北端に位置するトレンティーノ・アルト ・ アディジェ州に1923 年に設立された、長い歴史を持つ大きな組合組織です。
ドイツ系移民が多いこの地域では、イタリア語に加えドイツ語も公用語として使われています
240 ヘクタールもの広大な畑には、それぞれの土壌に適した土着品種や国際品種が植えられ 、 高品質なワインを造っており
主要ワインガイドでも数々の高い評価を獲得しています 。
キュヴェ・ビアンコの448 s.l.m.という名前は、この生産エリアの歴史的な畑が海抜 448mの高さに位置していることに由来しています。
ワインは 4種の最も重要なブドウのブレンドによって造られており、氷河期の堆積に由来する土壌はミネラルを豊富に含んでいます。
手摘みで収穫され、ブドウに余計な圧力がかかるのを避けるため小容量の容器に入れられ、温度管理しながら丁寧に造られたこのワインはとってもフレッシュでアロマティック!心地よいデリケートな香り 、 酸、バランスがとても素晴らしい、これからの季節にピッタリの白ワイン!
先日東京の試飲会で見つけた、美味しいワインです♪
② トゥーレーヌ・アンボワーズ・ブラン クロ・デュ・パヴィヨン 2023(白ワイン)
生産地:フランス / ロワール
生産者:デュテルトル
ぶどう品種:シュナン・ブラン100%
味わい:辛口
コメント:「レオナルド・ダヴィンチが最後に愛した地、アンボワーズのひと際上質なシュナン・ブラン!」
ドメーヌ・デュテルトルは、19世紀後半に設立されたロワールの老舗ドメーヌです。
中世からの古城も多く、風光明媚な観光地としても非常に名高いトゥーレーヌにあり
トゥーレーヌの6つのサブ・アペラシオンの中でひと際評価の高いアンボワーズの設立に尽力した生産者の一人です。
設立以降、数々のコンクールやワインガイドで高い評価を受けている彼らのワインには1世紀以上に渡るワイン造りの歴史が詰まっています。
その実直で確かな味わいには、トゥーレーヌ・アンボワーズを代表する生産者としての静かな貫禄が感じられます。
アンボワーズは、レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごしたとして知られ、周辺の10からなるコミューンが集まって出来ています。
その中で、デュテルトルが所有する畑、クロ・デュ・パヴィヨンは4haの南向きの単一畑で、良質なシュナンブランを多く生み出します。
ワインは、林檎・洋梨・花梨など「完熟した、芯のあるフルーツ」のイメージ。そしてそこにシュナン・ブランらしい白い花の香りとクリーミーさが折り重なり、しっかり多層的な白ワインに仕上がっています。
お料理は、地鶏や豚肉を塩・胡椒だけでシンプルに網焼き、レモンを絞って合わせてみてください。
ロワールの田舎町…地元民で賑わう小さなビストロのマリアージュが楽しめます!
③ トフ・ピノグリ アワテレ・ヴァレー 2024(白ワイン)
生産地:ニュージーランド / マールボロ
生産者:トフ・ワイナリー
ぶどう品種:ピノ・グリ100%
味わい:辛口
コメント:「オールブラックスのハカで知られる先住民マオリ族が世界で初めて所有、運営を行うワイナリー!溢れんばかりの果実味が心地よいフレッシュな白ワイン!」
トフ・ワイナリーは、ニュージーランドの先住民族マオリ族3団体の協力により、1998年に設立されたワイナリー。
マオリの伝統を重んじて作られるそのワインは、「一本一本のボトルに文化が詰まっている」と表現されるほど。
ラベルにも美しいマオリ独特のモチーフがデザインされています。輸出に力を入れており、現在その数は20カ国にのぼりますが最近では国内での需要にも答えるため、生産量をさらに増加させています。
マールボロのアワテレ ヴァレーで造られる果実味豊かなピノ グリは、爽やかな洋梨、ジューシーで熟した柑橘類、ジンジャーのアロマ、フレッシュなカリン、リンゴ、ほのかに甘いスパイスのニュアンスが感じられます。
口当たりは明るく、フレッシュで豊かなテクスチャー。余韻の長いワインです。
④ ヴァン・ド・フランス・ピノ・ノワール オリヴィエ・シャンジー 2022(赤ワイン)
生産地:フランス (ブルゴーニュ)
生産者:オリヴィエ・シャンジー
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
味わい:ミディアムボディ
コメント:「ムルソー村の中心にあるメゾン!ムルソー村の下の区画の畑からとれたぶどうで造る上質な赤ワイン!」
オリヴィエ・シャンジーはムルソーの中心部にあり、19世紀から続くメゾンです。
元々の所有者の息子がローヌでワイン造りを始めてから、2013年にブルゴーニュに戻り、7人の友人と立ち上げました。
7人が所有している畑のブドウのみを使用しています。経験を生かしつつ革新的な技術を取り入れ、ブルゴーニュのテロワールとクリマを尊重したワイン造りを行っています。全てのアペラシオンはステンレスタンクで発酵・醸造され、タンクまたはオーク樽で熟成させています。白ワインは12ヶ月間以上、赤ワインは18ヶ月間以上熟成させ徹底した衛生管理を行い、完璧な品質のワインを造り出しています。
ピノ・ノワールは、ムルソー村の下の区画、粘土石灰岩土壌の畑のぶどうで造られています。
ステンレスタンクで6-10ヶ月間熟成させており、小さな赤いベリーやブラックベリーの豊かなアロマ、口に含むとソフトでまろやかな、また滑らかでエレガントなタンニンが広がります。
シャルキュトリーや赤身の肉、タジン料理やクスクスと合わせてお楽しみください。
(※ヴィンテージは変更になることがございます)
⑤ キンタ・ドス・ムルサス・ミナス 2023(赤ワイン)
生産地:ポルトガル / ドウロ
生産者:キンタ・ドス・ムルサス
ぶどう品種:トウリガ・フランカ、トウリガ・ナショナル、ティンタ・ロリス、ティント・カン、ティンタ・フランシスカ
味わい:フルボディ
コメント:「5つの水脈(ミナス)をもつ畑のぶどうから造られる濃厚で生き生きとした赤ワイン!今日の疲れを癒し、明日の活力につながる1本!」
キンタ・ドス・ムルサスはポートワインの産地として著名なドウロ地区、中でも最高の評価を得るシマ・コルゴのある歴史的なワイナリー。
様々なテロワールを持つ畑は18世紀から最高のブドウを生産する畑として知られています。
現在ではポルトガル南部の名門エスポランの傘下に入り、エスポランの方針の元、2021年にオーガニック栽培へと転換しています。
8つもの多様なテロワールを持ち、それぞれのテロワールは、異なる標高と日照、片岩土壌のバリエーションを有し、ドウロ地方で初めてブドウ畑を斜面にたいして垂直方向に栽培を開始しました。
今では、キンタの急峻なブドウ畑の82%が垂直にブドウが植えられています。
ムルサス・ミナスは、熟した赤系果実や花が濃縮した香り華やか。
フレッシュで堅牢さもありながら活き活きとしており、熟したタンニンが酸と良く調和しています。
フレッシュさと果実味がバランスした長い余韻が楽しめるフルボディの赤ワインです。
⑥ シャトー・フォンガバン 2020(赤ワイン)
生産地:フランス / ボルドー
生産者:シャトー・フォンガバン
ぶどう品種:メルロ- 85 % 、カベルネ・フラン 15 %
味わい:フルボディ
コメント:「過去5年間で同じアペラシオンにおいて最もメダルを獲得したワインに与えられる称号=マグナムドール、金賞4回・銅賞1回受賞!」
シャトー・フォンガバンは、サン・テミリオンから数キロ離れた所に位置しており、ピュイスガンのコミューンにありながら、2つのアペラシオン(ピュイスガン・サンテミリオンとカスティヨン・コート・ド・ボルドー)の境にあるピュイスガンの歴史的財産です。
両地域の典型的な粘土質、石灰質の特徴を持っています。
生産者の祖父が1932年にこの土地を購入し、当時8haだった畑は、現在では40ha以上に広がり、そのほとんどが浅い粘土質の土地です。
ワインは模範的な品質で、常に強い色合いと豊かなブーケを備えています。
栽培は、卓越性を追求する個性的なヴィニュロンのピエール タイクスによる化学肥料、農薬、除草剤を使用しない有機栽培で、環境と自然を尊重しています。
ブラックベリー、カシス、花やスパイスなどの香りが豊か。熟した果実味となめらかなタンニン。タバコのニュアンスもあり、明るく温かみのある果実の凝縮感と涼やかな酸とのバランスがとれたワインです。